- イワン・ツルゲーネフ
- 1818/11/09-1883/09/03
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- 幸せとは相対的な概念のものなのか?
- 絶対幸せなんて存在しないのか?
- 美味しい食事は空腹がもたらすとでも言うみたいだ。嘘ではない。人を手繰る基本かもしれない。
- 苦痛を知れば苦痛のないことの有難みを知る。
- 躍動する世界を知れば平凡が苦痛になる。
- 干渉や喧噪を過剰なら孤独も嬉しい。
- 何となく分かるような気がする。時間は特性を変える。ずっと幸せでいたいなら時間を止めることだ。時間の波の上にずっと載っていることができるならずっと幸せかもしれないが、その波に乗り続けること自体が苦痛になるかもしれない。
- 株価で連戦連勝。そのための工夫は苦痛だが喜びだろうか。金の亡者は幸せかな?。
- 「幸せ」という言葉の名言、格言、まあいろいろあるけど、金の亡者のように、幸せの亡者のようだ。幸せ病というべきか。亡者はすべからく病人だから同じようなものだ。
(他の言葉)
- 幸せでありたいというのか。まず苦悩することを覚えよ。
- 乗りかけた船には、ためらわず乗ってしまえ。
- 人間には不幸か、貧乏か、勇気が必要だ。 でないと人間はすぐに思いあがる。
- 「明日は、明日こそは」と、 人はそれをなだめる。この「明日」が、彼を墓場に送り込むその日まで。
- 情熱家より、冷淡な男のほうが簡単に女に夢中になるものだ。
- 金は天下のまわりものだ。いつもこちらをよけてまわるのが気にくわないが。
- 自分の全生命を女の愛というカードに賭けた男が、 このカードが殺された時、 がっくりとなって何事も手につかないほど放心してしまうようなら、 そんな人間は――男ではなく、ただのオスである。
- ある一人の人間のそばにいると、 他の人間の存在など全く問題でなくなることがある。 それが恋というものである。
- 愛は死よりも強く、死の恐怖より強い。
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