『金縷の衣は再び得べし。青春は再び得べからず。』


『金縷の衣は再び得べし。青春は再び得べからず。』
  1. 素直に読む。分かりやすい。
  2. でも、振り返ることができる人には分かりやすいかも知れないが、当事者には分かり難いだろう。
  3. 青春に限らない。どの瞬間であっても、その時間は取り戻せない。
  4. 今、自分は何をすべきかは、常に問われていると思うべきだ。
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時間軸の不可逆性。

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チャンスとチャレンジ

『道を知っていることと実際に歩くことは違う。』


道を知っていることと実際に歩くことは違う。



初めてこの映画を見た時は感動だった。会社をさぼって観に行って、面白いから2回続けて観た。

その後、続編が色々出てきて感動は薄まっていった。



子供に言って聞かせる言葉に、「分かると言うことはできると言うことだ」と言うのがあった。

似ているが違う。

選択するしないは考え方に支配される。

本当に分かるには経験体験の裏付けが必要。論より証拠。

『七日間』




「七日間」

神様お願い この病室から抜け出して
七日間の元気な時間をください

一日目には台所に立って
料理をいっぱい作りたい
あなたが好きな餃子や肉味噌
カレーもシチューも冷凍しておくわ

二日目には趣味の手作り
作りかけの手織りのマフラー
ミシンも踏んでバッグやポーチ
心残りがないほどいっぱい作る

三日目にはお片付け
私の好きな古布や紅絹
どれも思いが詰まったものだけど
どなたか貰ってくださいね

四日目には愛犬連れて
あなたとドライブに行こう
少し寒いけど箱根がいいかな
思い出の公園手つなぎ歩く

五日目には子供や孫の
一年分の誕生会
ケーキもちゃんと11個買って
プレゼントも用意しておくわ

六日目には友達集まって
憧れの女子会しましょ
お酒も少し飲みましょか
そしてカラオケで十八番を歌うの

七日目にはあなたと二人きり
静かに部屋で過ごしましょ
大塚博堂のCDかけて
ふたりの長いお話しましょう

神様お願い 七日間が終わったら
私はあなたに手を執られながら
静かに静かに時の来るのを待つわ
静かに静かに時の来るのを待つわ



『時は友情を強めるが、恋愛を弱める。』


時は友情を強めるが、恋愛を弱める。

*
-
  1. こういうことを言って得意げに振舞う奴がいるものだ。
  2. 千三つ・百三つの類だね。そういうこともあるし、そうでないこともある。
  3. この言葉で勇気づけられる人、慰められる人、色々いるだろう。さほど有害でもないし有益でもない。
  4. もし、何かの気付きの助けになるなら、素直に感謝していいだろう。大事なのは自分自身の素直な心に違いない。



(他の言葉)


  1. 大恋愛の経験のある者は友情を重んじない。
  2. 一人の男だけ見つめている女と 一人の男からいつも目をそらす女は、 結局似たようなものである。
  3. 人生にはただ三つの事件しかない。 生まれること、生きること、死ぬことである。 生まれるときは気がつかない。 死ぬときは苦しむ。 そして生きているときは忘れている。
  4. 恋愛は恋愛によって始まる。 従っていかに強い友情からも弱い恋にしか移行できない。
  5. 女房に愛される技術というものは発明されないものだろうか。
  6. 人間的に言えば死にもよいところがある。 老いに決着をつけねばならないからだ。
  7. 私達の一切の悩みは、 私達が孤独で存在し得ないということから生まれてくる。
  8. 我々は、我々の幸福を我々の外部、他人の評判のうちに求める。 他人はみな軽薄かつ不公平で、嫉妬、気まぐれ、 偏見に満ちていることを百も承知なのに、だ。
  9. 醜い女はいない。 ただ、どうすればかわいく見えるかを知らない女はいる。
  10. 時間は友情を強めるが、恋愛を弱める。|時は友情を強めるが、恋愛を弱める。
  11. 人生はそれを感ずる人間にとっては悲劇であり、考える人間にとっては喜劇である。
  12. ゆうゆうと焦らずに歩むものにとって長すぎる道はない。 辛抱強く準備するものにとって遠すぎる利益はない。

『金を持たずに済ますことにも、金を儲けるのと同じくらいの苦労と価値がある。』


金を持たずに済ますことにも、金を儲けるのと同じくらいの苦労と価値がある。
  1. どちらも極端なことを考えると大変だ。
  2. 金もうけの苦労は結果がお金というご褒美だから凌げる。
  3. 金を持たない苦労は結果が心の豊かさというご褒美があるから凌げる。
  4. 極端に走らない平平凡凡は日々の平和がご褒美だが、チャレンジのない後悔は残る。


他の言葉:
  1. 人は自分が幸福であるだけでは満足しない。 他人が不幸でなければ気がすまないのだ。
  2. 友人は服のようなものだ。 すり切れないうちに捨てねばならぬ。 さもないと、向こうがこちらを捨てる。
  3. 金を持たずに済ますことにも、金を儲けるのと同じくらいの苦労と価値がある。
  4. 我々は翼が欲しいという欲望を持っている。 にもかかわらず結局は空を飛ぶことはできない。 要するに、我々は幸せなのだ。 さもなければ、空気はやがて吸うに堪えなくなるに違いない。

『ある人たちにとっては幸福なことが、 他の人たちにとっては不幸なのだ。』



『ある人たちにとっては幸福なことが、 他の人たちにとっては不幸なのだ。』




『恋には二種類ある。 その一つは、人を誰でも見苦しいものにしてみせる"満たされない恋"であり、 他の一つは、人を誰でも白痴にする"満たされた恋"である。』



『恋には二種類ある。 その一つは、人を誰でも見苦しいものにしてみせる"満たされない恋"であり、 他の一つは、人を誰でも白痴にする"満たされた恋"である。』



  1. こんなことを言われてもどうしようもないね。人は恋する生き物だから。臆病になってためらっている人は、満たされない白痴(この言葉は今は禁止用語かも)のようなものだ。
  2. 何が嫌かと言えば、自分は当事者でないようなスタンスをとること。冷ややか。もしくは自虐か。恋が他人事になったら人間が終わっていることになるかな。



他の言葉:

  • 残念なことに、私達は愛するものと戦わなければならない。 恋においても、母親としても。


  • 恋のいいところは、階段を上る足音だけであの人だって分かることだわ。


  • 恋には二種類ある。 その一つは、人を誰でも見苦しいものにしてみせる"満たされない恋"であり、 他の一つは、人を誰でも白痴にする"満たされた恋"である。



この人の言葉って、誰でも知っているような他愛のないことをわざわざ言葉にしているだけのことのようだ。これで、自分の行動が何か変わるかと言うとなかなか難しい。覚悟を新たにすることはできるかもしれません。

『運命は神の考えることだ。 人間は人間らしく働けばそれで結構である。』


運命は神の考えることだ。 人間は人間らしく働けばそれで結構である。



面白いね。「人間らしく」が全員違っているから。この言葉には説得性がない。

でも、分かりもしない先のことでくよくよしたりしないで、目前の仕事をしっかりやれということかな。その先にはきっと見通せるものが来るかもしれない。

『二度と会いたくない男には、こうおっしゃい。 「愛しています。結婚して下さい。子供が欲しいのです」と。 男は車を急発進させて逃げていくでしょう。』




二度と会いたくない男には、こうおっしゃい。 「愛しています。結婚して下さい。子供が欲しいのです」と。 男は車を急発進させて逃げていくでしょう。




  1. リタ・ルドナー?この人は誰だろう?
  2. 誰でも構わないけど。
  3. 今時は男にも変なのがいるからこの手のやり方は藪蛇にならないかな。
  4. 名言とは全く思わない。狂言なら理解できそうだ。
  5. 難しい男女関係ではストレートに言うべきだ。
  6. 思いやりや優しさ(?)は仇になる。
  7. その男がストーカーに変身したときのことを想像すべき。
  8. 危険予知はどの場合でも必要なこと。
  9. 男女関係は繋がる時よりも離れる時の方がはるかに問題が多い。




『今日では世の中の動きがあまりに早すぎて、できないという言葉はそれを為す人によって中断される。』


『今日では世の中の動きがあまりに早すぎて、できないという言葉はそれを為す人によって中断される。』

  • ラルフ・ワルド・エマーソン
  • Ralph Waldo EmersonRalph Waldo Emerson / アメリカ合衆国
  • 哲学者思想家作家詩人エッセイスト
  • 1803年05月25日 - 1882年04月27日
  • ラルフ・ウォルド・エマーソン、ラルフ・ウォルドー・エマーソン、ラルフ・ワルド・エマソン、とも呼ばれる。 英語では、エマーソンのエにアクセントがあり、エマソンに近くなる。
  • アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンに生まれる。 18歳でハーバード大学を卒業し21歳までボストンで教鞭をとる。 その後ハーバード神学校に入学し、伝道資格を取得し、牧師になる。
  • ピューリタニズムとドイツ理想主義の流れをくみ、超絶主義を唱えた。
  • 代表作「自然論」「エッセイ集」「偉人論」など。

  1. 言いたいことがよく分からない。昔の常識は今の非常識にも似ているかな?。技術革新の話ならよく分かることだ。しかし、新しければ良いと言うものではないだろうから、どのようなメッセージとして理解すべきかは難しい。
  2. この人の言葉には含蓄がある。どの言葉も大事にしたい。


(その他の言葉)
  1. 我々は一人で世の中を歩いている。 我々が望むような友情は夢であり、寓話である。
  2. あらゆる借金の中で人々は税金を一番払いたがらない。 これは政府に対するなんという諷刺であろうか。
  3. なんのために人間は裕福でなければならないのか? なんのために彼には高価な馬が、立派な服が、美しい部屋が、 公共の娯楽場に入場する権利が必要なのか? すべてはこれは思考の欠如からきている。 こうした人々に、思考の内的な仕事を与えよ。 さすれば彼は、もっとも冨裕な人々よりも幸福になるだろう。
  4. 貧しさは貧しいと感じるところにある。
  5. 当人が偉大になればいい。そうすれば恋のほうから必ずあとについてくる。
  6. 人間の幸福は、決して神や仏が握っているものではない。 自分自身の中にそれを左右するカギがある。
  7. 世間一般の考えに従って生活することはごく易しい。 また、自分の事だけ考えて孤独の生活を送る事もごく易しい。 だが悟りを開いた人間とは、群集の真っ只中にありながらも、 自立の醍醐味を心ゆくまで味わうことのできる人間である。
  8. 愚痴はどんなに高尚な内容でも、また、いかなる理由であっても決して役には立たない
  9. 小中学校で教えられることは教育ではない。教育の手段である。
  10. どんな芸術家でも最初は素人だった。
  11. もっとも高度な文明においても、読書はやはり最大の喜びである。一度その満足を知った者は、不幸の中でもその満足を得る。
  12. 今日では世の中の動きがあまりに早すぎて、できないという言葉はそれを為す人によって中断される。
  13. いかなる英雄も最後にはうんざりさせられる。
  14. 私は引用が嫌いだ。君の知っていることを話してくれ。I hate quotations. Tell me what you know.
  15. 真実は疑いなく美しい。しかし、嘘もまた同様である。
  16. もし人間の精神が理解できるほど単純なのであれば、人間はあまりに単純なためにそれを理解できないだろう。
  17. 普通の人々より英雄が勇敢なわけではない。ただ彼は5分間長く勇敢だっただけだ。
  18. 軽薄な人間は運勢を信じ、強者は因果関係を信じる
  19. 君があまりに大きな声でわめき立てるので、私は君の言うことが聞き取れない。
  20. 悪い人々にたいする非難や拒絶によって自分を浪費することがないように。むしろ善き人々の美徳を称えよう。
  21. 行動に際して、あまりに臆病になったり神経質になることがないように。すべての人生が実験なのだ。実験すればするほどうまくいく。



『もし人間の精神が理解できるほど単純なのであれば、人間はあまりに単純なためにそれを理解できないだろう。』


『もし人間の精神が理解できるほど単純なのであれば、人間はあまりに単純なためにそれを理解できないだろう。』

  • ラルフ・ワルド・エマーソン


  1. 面白い言い回しだ。これで誰かを煙に巻いたのだろうか。
  2. 単純を複雑に変えても同じ結果になる。
  3. この人の軽妙は面白いが、メッセージは少ないようだ。メッセージをすくい上げるには 自分が単純すぎると言うことかな。


『もっとも高度な文明においても、読書はやはり最大の喜びである。一度その満足を知った者は、不幸の中でもその満足を得る。』



もっとも高度な文明においても、読書はやはり最大の喜びである。一度その満足を知った者は、不幸の中でもその満足を得る。

ラルフ・ワルド・エマーソン

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時代が進めば読み替えは必要になりそうだ。もっとも高度な文明とは何か。簡単にはイメージ出来ない。

人間の脳の中は、文字、言葉が思考するままなのか。映像で思考する時代が来るのか。

文字、言葉から、イメージを膨らませて、仮想空間に入ったり、抽象的な思考を楽しむのを続けているのか、もっとダイレクトな仮想体験を普通に行えるのか。

読書。

世間の人の中にはどれだけの人が読書を楽しんでいるだろうか。読書から作り出す空間に入ったり出たり、相互関係を仮想体験しながら楽しんでいる人はどれくらいいるだろうか。

与えられた文字を一方的に流しいれるので精いっぱいの人もいるのではないか。



タイトルの言葉の提示は、仮に書物が数学に関するものであっても、仮想体験を楽しむことを示すものだ。大昔は特殊な才能だっただろうが、今は誰でも仮想現実の世界を楽しめる。



名言は、感情と行動を支配する。このタイトルの言葉は共感を求める。十分だ。

『友人同士は未来を語り合わなくても未来に再会することを確信している。 恋人同士は絶えず未来を語り合うが、未来は彼らの恋愛には無い。』

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『友人同士は未来を語り合わなくても未来に再会することを確信している。 恋人同士は絶えず未来を語り合うが、未来は彼らの恋愛には無い。』

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  1. この人は現代なら恐らくゲイと呼ばれる人種だろうね。もしくは、女性に翻弄されて何かを見失っている人か。同性の人は理解できるけど、異性の人は理解できないと白状しているのか。
  2. ボナールの言葉から得られるメッセージは残念ながら殆ど何もない。こういう発想の人も世の中には居るのかと言う程度のものだ。 
  3. 作品(絵画)は素敵だ。虚ろな空間が独特の雰囲気を持っている。



(他の言葉)

  1. 恋愛は人を強くすると同時に弱くする。 友情は人を強くするばかりである。
  2. 友人同士は未来を語り合わなくても未来に再会することを確信している。 恋人同士は絶えず未来を語り合うが、未来は彼らの恋愛には無い。
  3. 友人同士は完全な平等のうちに生きる。 この平等は、まず第一に、 彼らが会ったときに社会上のあらゆる相違を忘れるという事実から生まれる。
  4. 習慣は偽りの友を作る。あたかも機会が偽りの恋人を作るように。
  5. 真の友は共に孤独である。
  6. 恋愛では信じてもらうことが必要であり、 友情では洞察してもらうことが必要である。
  7. われわれは恋愛を夢みるが、友情を夢みることはない。 夢みるのは肉体であるからだ。

『世の中は美しい。それを見る目を持っていればね。』聖メリイの鐘(映画)

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世の中は美しい。それを見る目を持っていればね。

  1. この映画は多分観ていない。1945年公開。何度となくいろんなところで放映されていると思うが記憶にない。アマゾンプライムビデオには残念ながら収録されていない(DVD別売はあり)。使いたいときに使えないアマゾンプライムと言う訳でもないだろうが、書庫代わりには使えない。
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  1. 「世の中は美しい。それを見る目を持っていればね。」が皮肉に聞こえたら不幸な人生だろう。
  2. 美しいとか醜いとか、人がどのように感じるかは、その人の経験などで蓄積された価値観(審美眼)による。経験を超えた天性の見る目もあるだろう。多くの人が美しいと思うものが美しいなら多数決の世界になってしまう。だからと言って専門家が美しいと評価したものでは自分には響かないこともある。
  3. 美術館に並ぶのhあ多くの専門家が評価し多くの人々が受け入れた作品ということだ。両方のセンターを射ることが出来なくても並ぶことはある。センターは時代とともに変わる。
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  1. さて。美術館でなくて「世の中」となると面倒だな。はたして世の中は1つかどうか。 人それぞれに世の中がどう見えているかなど分かったものではない。社会の頂に暮らす人には遠くの富士山の美形も見えるし朝日夕日の絶景も楽しめる。社会の底辺に暮らす人には闇の中で転ばない苦労ばかりだろう。そういう発想の下ではタイトルの言葉は傲慢に見える。
  2. 一方で。視点を変えること。多様な価値観を理解すること。本を読む、映画を見る、他人と議論するなどを通して誰でも訓練してきていることだ。だから、社会的に成功していれば社会を肯定的に見るだろうことを理解できる。


結論?

世の中が自分にとって気持ちのいいものであるように自分のポジションを作っていくこと。それがその人の人生なのだ。自分の個性を生かして社会に貢献すること。言葉にすると詰まらないが、教育や経験の多くは結局このことに集約されてしまう。

『ある人に合う靴も、別の人には窮屈である。 あらゆるケースに適用する人生の秘訣などない。』

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『ある人に合う靴も、別の人には窮屈である。 あらゆるケースに適用する人生の秘訣などない。』




これ名言なのかな?。内容は常識的な物に見える。この常識を敢えて言葉にしたところが偉いのかな。

冷静に考えれば、何もかも人それぞれなのに、自分のものを誰かに当て嵌めてみたり、誰あのものを自分に当て嵌めたり、いくらでもあること。

しかし、心理学者にしては思慮が今一だ。

靴が合うかどうかは履いてみないと分からない。靴を履こうともしないで能弁を垂れてもしようがない。まずは、見習い、模倣、 見よう見まねで入って行く。自分に合うものを探す。

始末が悪いのは為政者の勘違い。モデルケースに全て押し込んで物を考えようとすること。平均値を使っても議論は不十分。かといって例外ばかり出しての議論も非生産的だ。

『結局のところ、最悪の不幸は決して起こらない。 たいていの場合、不幸を予期するから悲惨な目に会うのだ。』

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『結局のところ、最悪の不幸は決して起こらない。 たいていの場合、不幸を予期するから悲惨な目に会うのだ。』



言っていることが良く分からない。訳の問題かな。


最悪の不幸は決して起こらない。

これ嘘でしょう。只の願望かな?。現実は、起きた不幸はたいてい、嫌、常に最悪なのだ。次々と最悪の不幸が起きている。で、最後は死ぬ。

不幸を予期するから悲惨な目に合う

 これがまた分かり難い。不幸を予期したら回避行動をとる。回避行動が無駄で悲惨だとでも言っているのかな。不幸を予期することで悲惨なイメージを抱えて不幸になると言っているのかな。

社会システムは不幸予期による回避行動ばかりだ。人々はどんどん不幸で悲惨な状態に置かれているのだろうか。社会コストは膨らむ一方だ。本来的な自由な時間(それとお金も)はどんどん奪われている。

しかし、予期できた不幸を無視したらどうなるか。致命的に悲惨になる(かも知れない)。



この言葉から学ぶとしたら、

行き過ぎた心配性は人生大損だよ!ということかな。

群衆について行ったら次々と川に落とされてしまったと言うネズミの話もあるし、バランス感覚と群衆の後追いは別物と理解すべき。それぞれのリスクマネジメントが必要。とか。

目標が曖昧な人はリスクも良く見えないものだ。不幸に目をやらず、最初は幸福を理解することだね。

『友情と恋愛は一つの根から生えた二本の植物である。 ただ後者は花をすこしばかり多くもっているにすぎない。』

+

G・クロップシュトック
フリードリヒ・ゴットリープ・クロプシュトック

意味不明。

上手いこと言って分かったように気になるが何回か読み返してみても結局は両者の何が同じで何が違うのか分からない。

脳科学、脳医学が発展すると分かる日が来るかもしれない。

なにせ、一人一人が経験する、友情も恋愛も、他の人と同じかどうかさえ分からないのだ。心の距離や方向は感覚的に理解するが、あやふやなものだ。

『なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。 僕達はずいぶん遠くまで探しに行ったけど、本当はいつもここにいたんだ。』

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なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。 僕達はずいぶん遠くまで探しに行ったけど、本当はいつもここにいたんだ。

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  1. 日本的な道徳観や倫理観や宗教観にもつながる言葉かな。
  2. ネズミの嫁入りと言うのもあったな。
  3. 近くに何時もあるものや当たり前の事柄の有難味は気付き難い。 
  4. 旅にでてそれに気付く。だから冒険旅行は危険だけど価値があるとも言える。
  5. 親に感謝できない子供はまだ旅に出ていない。社会に感謝できない人達は社会の最前線に立ったことが無い。
  6. 当たり前が遮断されると感謝より先に不満が出てしまう。権利と言う御旗を立てて自分が正義だと主張する。
  7. 法廷ドラマが流行になっているが、本当の正義を知らなければ只の騙し合いドラマに成り下がる。
  8. 隣国の人も与えられて当たり前。それでも足りなくてあの手この手で欲望を突き付ける。足るを知らない心の飢餓は黄泉の国へ行っても自分を苦しめるだろうね。

『どこにも人を引きつける所を持たないことを自覚している人間は、 それについてくよくよとあせるより、 自然のままで一人で生きているほうが賢明である。』

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どこにも人を引きつける所を持たないことを自覚している人間は、 それについてくよくよとあせるより、 自然のままで一人で生きているほうが賢明である。


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  1. 名言かどうか分からないけど、生きざまに対する一つの覚悟、開き直り、展望を示すものではないか。
  2. 人間社会に生きる以上は傍目は気になる。自分はどのように見られるか。自分を認めて欲しい。今の自分は傍目には正しい存在あるいは行いをしているのか。 判断の主体が自分から他人に移っている。これは悲劇だ。
  3. 主体を自分に取り戻すのは健全な心がけだろう。結果、健全な歩みを取り戻すこともできる。確かな歩みには自信も生まれてくる。皮肉なことに、自立した個に人はひきつけられるものだ。

『生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何が分るというのだろう』

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生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何が分るというのだろう




歌も人も知らない。言葉は歌詞の一部らしい。



言葉の意味。言葉が問いかけるもの。なかなか簡単でない。

人は、特に初対面の人は、皮膚の色(人種?)や、言葉の訛りや方言(出身地?)や、着ているもの履いているもの持っているもの、言葉遣い、年齢、性別、連れがいれば連れの人のそれぞれがチェックされる。

時間を掛けてやり取りするようになれば、職業、趣味、教育、家族、生い立ち、友人関係、居住地、宗教、電話番号、メアド、など多くの情報が入ってくる。

でも、少年。どれだけ情報が入ったからと言って人(人格?)の何が分かるのだろう。

でも、少年。君自身が君を分かっているのか?。そもそも分かるって何?



やっていることは単純だよ。タグをつけて識別しているだけだ。人にはシリアルナンバーがないから多くのタグを使って識別をより確実にしているだけのことだ。

もう少し言えば、類型化していることも加わる。類型化による集団の特性を実際に持っているかどうかに関わらずベースの情報として特性有と見做すことはあるだろう。ケニアの人はみんな足が速いと思うようなものだ。

いくら識別を確実にして、特性を詳細に把握したからと言って、その人が分かったと言えるのだろうか?

彼自身気付いていない思考の奥の思考。 それが暴かれても納得はしないだろうね、

それとも、

同情してほしい。受け入れてほしい。信じてほしい。理解してほしい。他の人と同じように見てほしい。あれこれ質問しないでほしい。

分かるとは何か分からないが、とにかく、分かった振りをしてほしい。そういうことだろうか。



人は生きていくうえで、相手が動物であれ植物であれ、身を守るためには瞬時に 相手を識別して、どのような対応が必要か判断しなければいけない。人が地球を支配した後は、相手には人間が加わってくる。それが一番厄介だ。

少年が危険な存在かどうか瞬時に判断して安全と確信を得るまでは距離を置くのは普通のことだよ。現代社会では自分がどのように見られるかを意識しないと、一見不当な扱いを受ける。少年は幼くて現代人の常識をまだ身に着けていなかったのだろう。

幼さ(愚かさ)の証拠がタイトルの言葉なのだ。



「心のビタミン」はCheck*Padモーニングサービスの一部を収録しています。チェックパッドがどこから収録しているかは分かりません。ぱらぱら眺めるだけで気分転換になります。⇒(追記)現在はそのようなサービスは終了したのでしょうか見当たりません。

索引ラベル(+)はWikipediaの日本語ページ、英語ページのタイトルを採用する。未収録の場合は適当。


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Mental Vitamin 心のビタミン
kotobanokokoro

☆☆☆

心のビタミンは子供の自由教材として見てもなかなか面白い。もちろん、ビジネスマン(ビジネスウーマン)の研修教材として見ても十分。年代・世代を超えて訴えてくるメッセージをそれぞれどう受け止めるか、その時の心模様~時代背景が微妙に反映されて興味は尽きない。

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