『今日では世の中の動きがあまりに早すぎて、できないという言葉はそれを為す人によって中断される。』


『今日では世の中の動きがあまりに早すぎて、できないという言葉はそれを為す人によって中断される。』

  • ラルフ・ワルド・エマーソン
  • Ralph Waldo EmersonRalph Waldo Emerson / アメリカ合衆国
  • 哲学者思想家作家詩人エッセイスト
  • 1803年05月25日 - 1882年04月27日
  • ラルフ・ウォルド・エマーソン、ラルフ・ウォルドー・エマーソン、ラルフ・ワルド・エマソン、とも呼ばれる。 英語では、エマーソンのエにアクセントがあり、エマソンに近くなる。
  • アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンに生まれる。 18歳でハーバード大学を卒業し21歳までボストンで教鞭をとる。 その後ハーバード神学校に入学し、伝道資格を取得し、牧師になる。
  • ピューリタニズムとドイツ理想主義の流れをくみ、超絶主義を唱えた。
  • 代表作「自然論」「エッセイ集」「偉人論」など。

  1. 言いたいことがよく分からない。昔の常識は今の非常識にも似ているかな?。技術革新の話ならよく分かることだ。しかし、新しければ良いと言うものではないだろうから、どのようなメッセージとして理解すべきかは難しい。
  2. この人の言葉には含蓄がある。どの言葉も大事にしたい。


(その他の言葉)
  1. 我々は一人で世の中を歩いている。 我々が望むような友情は夢であり、寓話である。
  2. あらゆる借金の中で人々は税金を一番払いたがらない。 これは政府に対するなんという諷刺であろうか。
  3. なんのために人間は裕福でなければならないのか? なんのために彼には高価な馬が、立派な服が、美しい部屋が、 公共の娯楽場に入場する権利が必要なのか? すべてはこれは思考の欠如からきている。 こうした人々に、思考の内的な仕事を与えよ。 さすれば彼は、もっとも冨裕な人々よりも幸福になるだろう。
  4. 貧しさは貧しいと感じるところにある。
  5. 当人が偉大になればいい。そうすれば恋のほうから必ずあとについてくる。
  6. 人間の幸福は、決して神や仏が握っているものではない。 自分自身の中にそれを左右するカギがある。
  7. 世間一般の考えに従って生活することはごく易しい。 また、自分の事だけ考えて孤独の生活を送る事もごく易しい。 だが悟りを開いた人間とは、群集の真っ只中にありながらも、 自立の醍醐味を心ゆくまで味わうことのできる人間である。
  8. 愚痴はどんなに高尚な内容でも、また、いかなる理由であっても決して役には立たない
  9. 小中学校で教えられることは教育ではない。教育の手段である。
  10. どんな芸術家でも最初は素人だった。
  11. もっとも高度な文明においても、読書はやはり最大の喜びである。一度その満足を知った者は、不幸の中でもその満足を得る。
  12. 今日では世の中の動きがあまりに早すぎて、できないという言葉はそれを為す人によって中断される。
  13. いかなる英雄も最後にはうんざりさせられる。
  14. 私は引用が嫌いだ。君の知っていることを話してくれ。I hate quotations. Tell me what you know.
  15. 真実は疑いなく美しい。しかし、嘘もまた同様である。
  16. もし人間の精神が理解できるほど単純なのであれば、人間はあまりに単純なためにそれを理解できないだろう。
  17. 普通の人々より英雄が勇敢なわけではない。ただ彼は5分間長く勇敢だっただけだ。
  18. 軽薄な人間は運勢を信じ、強者は因果関係を信じる
  19. 君があまりに大きな声でわめき立てるので、私は君の言うことが聞き取れない。
  20. 悪い人々にたいする非難や拒絶によって自分を浪費することがないように。むしろ善き人々の美徳を称えよう。
  21. 行動に際して、あまりに臆病になったり神経質になることがないように。すべての人生が実験なのだ。実験すればするほどうまくいく。



『もし人間の精神が理解できるほど単純なのであれば、人間はあまりに単純なためにそれを理解できないだろう。』


『もし人間の精神が理解できるほど単純なのであれば、人間はあまりに単純なためにそれを理解できないだろう。』

  • ラルフ・ワルド・エマーソン


  1. 面白い言い回しだ。これで誰かを煙に巻いたのだろうか。
  2. 単純を複雑に変えても同じ結果になる。
  3. この人の軽妙は面白いが、メッセージは少ないようだ。メッセージをすくい上げるには 自分が単純すぎると言うことかな。


『もっとも高度な文明においても、読書はやはり最大の喜びである。一度その満足を知った者は、不幸の中でもその満足を得る。』



もっとも高度な文明においても、読書はやはり最大の喜びである。一度その満足を知った者は、不幸の中でもその満足を得る。

ラルフ・ワルド・エマーソン

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時代が進めば読み替えは必要になりそうだ。もっとも高度な文明とは何か。簡単にはイメージ出来ない。

人間の脳の中は、文字、言葉が思考するままなのか。映像で思考する時代が来るのか。

文字、言葉から、イメージを膨らませて、仮想空間に入ったり、抽象的な思考を楽しむのを続けているのか、もっとダイレクトな仮想体験を普通に行えるのか。

読書。

世間の人の中にはどれだけの人が読書を楽しんでいるだろうか。読書から作り出す空間に入ったり出たり、相互関係を仮想体験しながら楽しんでいる人はどれくらいいるだろうか。

与えられた文字を一方的に流しいれるので精いっぱいの人もいるのではないか。



タイトルの言葉の提示は、仮に書物が数学に関するものであっても、仮想体験を楽しむことを示すものだ。大昔は特殊な才能だっただろうが、今は誰でも仮想現実の世界を楽しめる。



名言は、感情と行動を支配する。このタイトルの言葉は共感を求める。十分だ。

『友人同士は未来を語り合わなくても未来に再会することを確信している。 恋人同士は絶えず未来を語り合うが、未来は彼らの恋愛には無い。』

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『友人同士は未来を語り合わなくても未来に再会することを確信している。 恋人同士は絶えず未来を語り合うが、未来は彼らの恋愛には無い。』

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  1. この人は現代なら恐らくゲイと呼ばれる人種だろうね。もしくは、女性に翻弄されて何かを見失っている人か。同性の人は理解できるけど、異性の人は理解できないと白状しているのか。
  2. ボナールの言葉から得られるメッセージは残念ながら殆ど何もない。こういう発想の人も世の中には居るのかと言う程度のものだ。 
  3. 作品(絵画)は素敵だ。虚ろな空間が独特の雰囲気を持っている。



(他の言葉)

  1. 恋愛は人を強くすると同時に弱くする。 友情は人を強くするばかりである。
  2. 友人同士は未来を語り合わなくても未来に再会することを確信している。 恋人同士は絶えず未来を語り合うが、未来は彼らの恋愛には無い。
  3. 友人同士は完全な平等のうちに生きる。 この平等は、まず第一に、 彼らが会ったときに社会上のあらゆる相違を忘れるという事実から生まれる。
  4. 習慣は偽りの友を作る。あたかも機会が偽りの恋人を作るように。
  5. 真の友は共に孤独である。
  6. 恋愛では信じてもらうことが必要であり、 友情では洞察してもらうことが必要である。
  7. われわれは恋愛を夢みるが、友情を夢みることはない。 夢みるのは肉体であるからだ。

『世の中は美しい。それを見る目を持っていればね。』聖メリイの鐘(映画)

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世の中は美しい。それを見る目を持っていればね。

  1. この映画は多分観ていない。1945年公開。何度となくいろんなところで放映されていると思うが記憶にない。アマゾンプライムビデオには残念ながら収録されていない(DVD別売はあり)。使いたいときに使えないアマゾンプライムと言う訳でもないだろうが、書庫代わりには使えない。
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  1. 「世の中は美しい。それを見る目を持っていればね。」が皮肉に聞こえたら不幸な人生だろう。
  2. 美しいとか醜いとか、人がどのように感じるかは、その人の経験などで蓄積された価値観(審美眼)による。経験を超えた天性の見る目もあるだろう。多くの人が美しいと思うものが美しいなら多数決の世界になってしまう。だからと言って専門家が美しいと評価したものでは自分には響かないこともある。
  3. 美術館に並ぶのhあ多くの専門家が評価し多くの人々が受け入れた作品ということだ。両方のセンターを射ることが出来なくても並ぶことはある。センターは時代とともに変わる。
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  1. さて。美術館でなくて「世の中」となると面倒だな。はたして世の中は1つかどうか。 人それぞれに世の中がどう見えているかなど分かったものではない。社会の頂に暮らす人には遠くの富士山の美形も見えるし朝日夕日の絶景も楽しめる。社会の底辺に暮らす人には闇の中で転ばない苦労ばかりだろう。そういう発想の下ではタイトルの言葉は傲慢に見える。
  2. 一方で。視点を変えること。多様な価値観を理解すること。本を読む、映画を見る、他人と議論するなどを通して誰でも訓練してきていることだ。だから、社会的に成功していれば社会を肯定的に見るだろうことを理解できる。


結論?

世の中が自分にとって気持ちのいいものであるように自分のポジションを作っていくこと。それがその人の人生なのだ。自分の個性を生かして社会に貢献すること。言葉にすると詰まらないが、教育や経験の多くは結局このことに集約されてしまう。

『ある人に合う靴も、別の人には窮屈である。 あらゆるケースに適用する人生の秘訣などない。』

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『ある人に合う靴も、別の人には窮屈である。 あらゆるケースに適用する人生の秘訣などない。』




これ名言なのかな?。内容は常識的な物に見える。この常識を敢えて言葉にしたところが偉いのかな。

冷静に考えれば、何もかも人それぞれなのに、自分のものを誰かに当て嵌めてみたり、誰あのものを自分に当て嵌めたり、いくらでもあること。

しかし、心理学者にしては思慮が今一だ。

靴が合うかどうかは履いてみないと分からない。靴を履こうともしないで能弁を垂れてもしようがない。まずは、見習い、模倣、 見よう見まねで入って行く。自分に合うものを探す。

始末が悪いのは為政者の勘違い。モデルケースに全て押し込んで物を考えようとすること。平均値を使っても議論は不十分。かといって例外ばかり出しての議論も非生産的だ。

「心のビタミン」はCheck*Padモーニングサービスの一部を収録しています。チェックパッドがどこから収録しているかは分かりません。ぱらぱら眺めるだけで気分転換になります。⇒(追記)現在はそのようなサービスは終了したのでしょうか見当たりません。

索引ラベル(+)はWikipediaの日本語ページ、英語ページのタイトルを採用する。未収録の場合は適当。


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名言 格言 一言
Mental Vitamin 心のビタミン
kotobanokokoro

☆☆☆

心のビタミンは子供の自由教材として見てもなかなか面白い。もちろん、ビジネスマン(ビジネスウーマン)の研修教材として見ても十分。年代・世代を超えて訴えてくるメッセージをそれぞれどう受け止めるか、その時の心模様~時代背景が微妙に反映されて興味は尽きない。

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