『われ思う、故にわれあり。』


われ思う、故にわれあり。
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  • あまりにも有名。
  • でも理解できたことは一度も無い。
  • 人間とは何か(人とは何かではなく)、自分とは何か、を考え始めるとこのデカルトの言葉も思い出されるだろうが、自分の文化的存在を確認できたからといって何が始まるだろうか?。
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方法序説(デカルト)

岩波文庫

自分の方法論を確立する態度。人に聞くものではない。

真理を導く方法としての4つの規則。所謂デカルト的手法。


  1. 偏見や即断を避け 明らかな真だけを受け入れる。
  2. 難しいことは分けて考える。
  3. 単純なことから順序立てて始める。
  4. 見落としがなかったか確かめる。
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  • 運命よりむしろ自分に打ち克つように、世界の秩序よりも自分の欲望を変えるように、つねに勤めること
  • /世の中の秩序を変えようとするより 己の欲望を変えよ/

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疑い得ないもの。確かなの。それを積み上げて世界(世界観)を作る態度。その出発点が「我」なのかな?。


『森の分かれ道では人の通らぬ道を選ぼう。すべてが変わる』


森の分かれ道では人の通らぬ道を選ぼう。すべてが変わる
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  • 不思議な魅力のある言葉だ。
  • 全ては変わるとしてそれが好ましいものかどうかは別問題。勇気があり、受容力があり、運命があることを期待したい。
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『現在一つ持っているほうが、 未来において二つ持っているより値打ちがある。』


現在一つ持っているほうが、 未来において二つ持っているより値打ちがある。
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  • 日本にも「明日の百より今日の十」という似た言葉がある。
  • こういう言葉が合理性を欠いた消費者行動に繋がっているとも言える。
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『真理を証するもの三つあり、すなわち天然と人と聖書。』


真理を証するもの三つあり、すなわち天然と人と聖書。
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  • こういうことを言われても発想のしようが全くない。取り付く島がないという奴だ。
  • 真理とはなんだろう?。純粋な宗教心か。
  • 少なくとも彼は充実していて幸福だったのだろう。
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『人生は一箱のマッチに似ている。 重大に扱うのはばかばかしい。 重大に扱わねば危険である。』


人生は一箱のマッチに似ている。 重大に扱うのはばかばかしい。 重大に扱わねば危険である。
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  • 有名な人、有名な言葉。
  • このような言い回しで何が持たされるだろうか?。
  • 世の中を斜めに見ればよく見えるものだが、世の中に入ることは出来ない。
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『今日という日は、残りの人生の最初の一日。』


今日という日は、残りの人生の最初の一日。

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  • 確かにそうなのです。今日は今までの人生の最後の日です。今日という日は過ぎてしまった人生と残っている人生の接点です。残念ながら?、人間はいつもこの接点の上にしか存在できないのです。
  • 一番の問題は残りの人生が何日かということです。多くの場合はある程度の推測は出来ますが、どこまで行ってもその日が来るまで特定できません。
  • 最初の日にやることがプランニングなら毎日プランニングですね。確かに、馬鹿真面目な定年の人は毎日のように人生設計をやっています。
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『人生は道路のようなものだ。 一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。』


人生は道路のようなものだ。 一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。

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  • まあ、そうだろうね。だから?。ぐらいの感じ。
  • 近道はそれなりにトレードオフするものがあると。結局、遠回りと同じになるとか。
  • しかも人生はやり直しが効かないから困ったものだ。
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『行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、よどみに浮かぶ泡沫は、且つ消え、且つ結びて、久しくとどまりたるためしなし、世の中にある人と住家と、またかくの如し。』


行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、よどみに浮かぶ泡沫は、且つ消え、且つ結びて、久しくとどまりたるためしなし、世の中にある人と住家と、またかくの如し。

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  • 有名な言葉だけどいまだに意味は知らない。「いつまでもあるとおもうな親と金、ないとおもうな運と災難」を思い出してしまう。「色即是空・空即是色」も思い出す。仏教的価値観かな。
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『一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ』


一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ

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  • 確かに。でもこんな難しいことは無い。幸せなんて分かるようで分からないし、それにいつも其の色は変化している。幸せなんて口にした瞬間するっと消えてしまいそうだ。
  • 大丈夫。生きているだけでも幸せと思うことです。
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『人間は、 自分が他人より劣っているのは能力のためでなく、 運のせいだと思いたがるものだ。』


人間は、 自分が他人より劣っているのは能力のためでなく、 運のせいだと思いたがるものだ。
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  • こんなこと言っても始まらないね。
  • 能力もまた運の結果であるからだ。


(他の言葉)

  • 人間の偉大さは恐怖に耐える誇り高き姿にある
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『悪い仲間は犬のようなものだ。 一番好きな相手を一番ひどく汚してしまう。』


『悪い仲間は犬のようなものだ。 一番好きな相手を一番ひどく汚してしまう。』
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  • あの「ガリバー旅行記」を書いた人なんだ。
  • タイトルの言葉は犬好きにはなんとも複雑な響きがする。喩えが悪いよ。これじゃ悪い仲間はいい奴になってしまう。実際にもそういうつもりだったのかも知れない。ところでスウィフトは実は犬嫌い?。
  • まあ兎に角も、皮肉を言ってみたかったのでしょう。犬のような後先を考えない素直な振る舞いは逆の結果を生む。面倒な人間社会では普通のことだ。
  • 昔の仲間が不良・ヤクザになっていて、街ですれ違いざまに親しくしてきたら、自分と一緒に歩いていた人は自分をどう見るか。胡散臭そうにするかも知れない。纏まりかけていた商談が壊れたり。余裕があれば気にしないが、必死が掛かっているときは別の考えを持つだろう。
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「心のビタミン」はCheck*Padモーニングサービスの一部を収録しています。チェックパッドがどこから収録しているかは分かりません。ぱらぱら眺めるだけで気分転換になります。⇒(追記)現在はそのようなサービスは終了したのでしょうか見当たりません。

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名言 格言 一言
Mental Vitamin 心のビタミン
kotobanokokoro

☆☆☆

心のビタミンは子供の自由教材として見てもなかなか面白い。もちろん、ビジネスマン(ビジネスウーマン)の研修教材として見ても十分。年代・世代を超えて訴えてくるメッセージをそれぞれどう受け止めるか、その時の心模様~時代背景が微妙に反映されて興味は尽きない。

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