『なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。 僕達はずいぶん遠くまで探しに行ったけど、本当はいつもここにいたんだ。』

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なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。 僕達はずいぶん遠くまで探しに行ったけど、本当はいつもここにいたんだ。

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  1. 日本的な道徳観や倫理観や宗教観にもつながる言葉かな。
  2. ネズミの嫁入りと言うのもあったな。
  3. 近くに何時もあるものや当たり前の事柄の有難味は気付き難い。 
  4. 旅にでてそれに気付く。だから冒険旅行は危険だけど価値があるとも言える。
  5. 親に感謝できない子供はまだ旅に出ていない。社会に感謝できない人達は社会の最前線に立ったことが無い。
  6. 当たり前が遮断されると感謝より先に不満が出てしまう。権利と言う御旗を立てて自分が正義だと主張する。
  7. 法廷ドラマが流行になっているが、本当の正義を知らなければ只の騙し合いドラマに成り下がる。
  8. 隣国の人も与えられて当たり前。それでも足りなくてあの手この手で欲望を突き付ける。足るを知らない心の飢餓は黄泉の国へ行っても自分を苦しめるだろうね。

『どこにも人を引きつける所を持たないことを自覚している人間は、 それについてくよくよとあせるより、 自然のままで一人で生きているほうが賢明である。』

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どこにも人を引きつける所を持たないことを自覚している人間は、 それについてくよくよとあせるより、 自然のままで一人で生きているほうが賢明である。


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  1. 名言かどうか分からないけど、生きざまに対する一つの覚悟、開き直り、展望を示すものではないか。
  2. 人間社会に生きる以上は傍目は気になる。自分はどのように見られるか。自分を認めて欲しい。今の自分は傍目には正しい存在あるいは行いをしているのか。 判断の主体が自分から他人に移っている。これは悲劇だ。
  3. 主体を自分に取り戻すのは健全な心がけだろう。結果、健全な歩みを取り戻すこともできる。確かな歩みには自信も生まれてくる。皮肉なことに、自立した個に人はひきつけられるものだ。

『生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何が分るというのだろう』

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生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何が分るというのだろう




歌も人も知らない。言葉は歌詞の一部らしい。



言葉の意味。言葉が問いかけるもの。なかなか簡単でない。

人は、特に初対面の人は、皮膚の色(人種?)や、言葉の訛りや方言(出身地?)や、着ているもの履いているもの持っているもの、言葉遣い、年齢、性別、連れがいれば連れの人のそれぞれがチェックされる。

時間を掛けてやり取りするようになれば、職業、趣味、教育、家族、生い立ち、友人関係、居住地、宗教、電話番号、メアド、など多くの情報が入ってくる。

でも、少年。どれだけ情報が入ったからと言って人(人格?)の何が分かるのだろう。

でも、少年。君自身が君を分かっているのか?。そもそも分かるって何?



やっていることは単純だよ。タグをつけて識別しているだけだ。人にはシリアルナンバーがないから多くのタグを使って識別をより確実にしているだけのことだ。

もう少し言えば、類型化していることも加わる。類型化による集団の特性を実際に持っているかどうかに関わらずベースの情報として特性有と見做すことはあるだろう。ケニアの人はみんな足が速いと思うようなものだ。

いくら識別を確実にして、特性を詳細に把握したからと言って、その人が分かったと言えるのだろうか?

彼自身気付いていない思考の奥の思考。 それが暴かれても納得はしないだろうね、

それとも、

同情してほしい。受け入れてほしい。信じてほしい。理解してほしい。他の人と同じように見てほしい。あれこれ質問しないでほしい。

分かるとは何か分からないが、とにかく、分かった振りをしてほしい。そういうことだろうか。



人は生きていくうえで、相手が動物であれ植物であれ、身を守るためには瞬時に 相手を識別して、どのような対応が必要か判断しなければいけない。人が地球を支配した後は、相手には人間が加わってくる。それが一番厄介だ。

少年が危険な存在かどうか瞬時に判断して安全と確信を得るまでは距離を置くのは普通のことだよ。現代社会では自分がどのように見られるかを意識しないと、一見不当な扱いを受ける。少年は幼くて現代人の常識をまだ身に着けていなかったのだろう。

幼さ(愚かさ)の証拠がタイトルの言葉なのだ。



「心のビタミン」はCheck*Padモーニングサービスの一部を収録しています。チェックパッドがどこから収録しているかは分かりません。ぱらぱら眺めるだけで気分転換になります。⇒(追記)現在はそのようなサービスは終了したのでしょうか見当たりません。

索引ラベル(+)はWikipediaの日本語ページ、英語ページのタイトルを採用する。未収録の場合は適当。


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名言 格言 一言
Mental Vitamin 心のビタミン
kotobanokokoro

☆☆☆

心のビタミンは子供の自由教材として見てもなかなか面白い。もちろん、ビジネスマン(ビジネスウーマン)の研修教材として見ても十分。年代・世代を超えて訴えてくるメッセージをそれぞれどう受け止めるか、その時の心模様~時代背景が微妙に反映されて興味は尽きない。

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