『この世界は、大勢の人に愛読される絵本のようなものである。 ページをめくって一つ一つの絵を楽しむが、原文の一行もみんな読みはしない。』
- パウル・フォン・ハイゼ
- ドイツ
- ノーベル文学賞
- 1830/03/15-1914/04/02
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- 現象の奥にある本質を理解するということか。現象は絵本の絵、本質は原文。
- ハイゼは原文があると信じているようだ。あるいは本質力学の存在を。
- 確かに、原因と結果はあるが、机上論では閉鎖的空間で関係を理解できても、開かれた空間では、複数の不確定の原因と複数の不確定の結果があるから、決定的な因果関係を理解することは難しい。
- 要は本質に迫る態度は大事だが必ずしも把握できるものでないことの理解も大事だということです。
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- タイトルを理解するにも随分面倒な考え方だな。 結局よく分からないではないか。
- 映画館には足を運ぶけど原作を読もうなんて考えたことない。それが何か?~
- 本当に感動したら自然と原作(とは言っても訳文だが)に手を伸ばしているかもしれない。
- だから他人がとやかく言うんじゃないよ。原作の実力が決めてくれるんだ。
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