『人が踊る時は一緒に踊れ。』
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- 全く。
- 社会の流れに乗っていれば物事は大概スムーズに進むものだ。はぐれものは抵抗に遭うばかりで心までいじけてしまう。多勢に無勢では勝負にならないということだ。地味に目立たずやっていれば世間並みの貯えは得られるだろう。そういう人生もある。そういう人生の方がいい場合もある。自分を勘違いして独り歩きを始めると宝を見つけるか災難に遭うか。いずれにしても世間とは異なる景色を見ることになる。
- 郷に入れば郷に従えという発想もある。
- 同じ馬鹿なら踊らにゃ損損というのもあった。
- 踏み絵みたいなものだ。踊りの輪の中に入るか遠くから見ているだけかを踊っている連中は見ている。
- 赤信号みんなで渡れば怖くない。みんなの中に入るか眉をひそめて見ているか。
- 人生の選択は案外詰まらないものの積み重ねだ。
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