『去る者は日に以って疎し、生ける者は日に以って親し。 古墓犂かれて田と為り、松柏摧かれて薪となる。』
- 蕭統撰「文選」(しょう とうせん)出展
- 蕭統(しょう とう)
- 501年 - 531年
- 読み方すら分からない。残念。恥ずかしい。
- 人は死んだら忘れられてしまう。生きて交流がある間は親しく出来る。死んで墓に入ったとしてもいずれ世話をする人のいない墓は 破壊され田畑や宅地にされてしまう。見事な松を育て上げても何れは切られて薪にされて燃やされてしまう。
- その通りです。今の時代なら子供でも知っていることです。年を重ねれば一層の切実感を持って理解できるでしょう。人は結局のところ何も残せない。だから今を楽しむ生き方にも理があるのかもしれません。
- 「死んだ人のことも忘れないで思い出すようにしよう」「眼前の賑やかさに心を奪われないようにしよう」「お墓は知らない人のものでも掃除ぐらいはして、序でに線香を焚いてあげよう」「樹木も先人から受け継いで大事に守っていこう」