『死とは、私達に背を向けた、光のささない生の側面である。』
- ライナー・マリア・リルケ(ライネル・マリア・リルケ)
- Rainer Maria Rilke
- 1875年12月4日 - 1926年12月29日
- 原文を見ても同様だろうが、随分難しい言い回しなことだ。一読しても理解に至らない。仮に1千回復唱したとしても難しいだろう。
- 側面に注目。これは切り離すことのできないという意味だろう。死は決して望むものではないがどうしても避けられないものだと。光を浴びている自分がいても、その光の当たらない背中を自分で見ることはできない。そこには死が潜んでいる。
- 「死とは何か」の問いへの答えがタイトルの言葉だろうか。
- 「死」は単に「生」の裏側に過ぎないとか?
- リルケもまた死についてやり過すことは出来なかったのだろう。