『自分を憐れむという贅沢がなければ、 人生なんていうものには耐えられない場合がかなりあると私は思う。』
- ジョージ・ギッシング
- George Gissing
- 1857/11/22-1903/12/28
- 出典:ヘンリ・ライクロフトの私記
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- どういうことなんだろう?。分かり難い。
- 自分を哀れむとは自分を客観視していることだから、まだ精神的な余裕がある?。それを贅沢という?。哀れな自分と哀れむ自分を分離することでようやく耐えることできる究極の苦痛状態。
- 自分の苦痛を他人に話すことで客観視が出来る。ひと時、苦痛から逃れることが出来る。話好きは賢い。無口な人の苦しみは増殖する。本を書くのは苦痛からの回避策だろう。
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(その他)
- 人々はお金で貴いものは買えないという。 そういう決り文句こそ、貧乏を経験したことのない何よりの証拠だ。
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