『努力できるということも実力のうち』
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全く高校生の発想だ。小中高生の年代なら、誰でも発想する。関心事が多くて退屈な勉強に集中できない。そういう障害を乗り越えるのは確かに大変だ。克己心と言ったかな。克己勉励。黒板にまだ若い教師が書き出した。
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小中高生には名言に聞こえても、一般的には名言とは言い難い。何も響かないし行動が変わる訳でもない。
と言うか、厳密に言うなら「実力」の解釈がばらついている一種のパラドクス表現。
- 実力A=実際に効果の出る力。有効性のある力。有効で効果のある力。
- 実力B=本来備わっている能力。ポテンシャル。
- 実力C=引き出す力。効果。有効性。
- A=B*C
等としなくても誰でも知っている。
ポテンシャルの大きさを感じるから、子供頃は天才神童でも普通の大人にしかなれない。自分を磨かないから。磨いても光らない玉というのもある。磨いて駄目だったら?を言い訳にして人は凡人の道を歩む。
努力が楽しいを早く会得した、運のいい子供に、光が降り注ぐ。のかな?
此処を分けるのは何か?
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