『私は少し歴史を学んだ。 それで知ったのだが、人間の社会には思想の潮流が二つあるんだ。 生命以上の価値が存在する、という説と生命に勝るものはない、という説とだ。 人は戦いを始めるとき前者を口実にし、戦いをやめるとき後者を理由にする。 それを何百年、何千年も続けて来た……』


私は少し歴史を学んだ。 それで知ったのだが、人間の社会には思想の潮流が二つあるんだ。 生命以上の価値が存在する、という説と生命に勝るものはない、という説とだ。 人は戦いを始めるとき前者を口実にし、戦いをやめるとき後者を理由にする。 それを何百年、何千年も続けて来た……


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  • 作品の中で田中芳樹が登場人物に言わせた言葉です。歴史の一片を皮肉で表現したような気がしますが、この皮肉は多くのことに当てはまります。
  • 今の政治の世界でも自民党と反自民党を行ったり来たりして、本当に大事なものはいつも変わるということですね。手の中に無いものを求める。欲望のままに動けば必ず破綻して歴史が回り始める。皮肉ではあるがこの不断こそが真実であり変えることが出来ないものです。
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「心のビタミン」はCheck*Padモーニングサービスの一部を収録しています。チェックパッドがどこから収録しているかは分かりません。ぱらぱら眺めるだけで気分転換になります。⇒(追記)現在はそのようなサービスは終了したのでしょうか見当たりません。

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Mental Vitamin 心のビタミン
kotobanokokoro

☆☆☆

心のビタミンは子供の自由教材として見てもなかなか面白い。もちろん、ビジネスマン(ビジネスウーマン)の研修教材として見ても十分。年代・世代を超えて訴えてくるメッセージをそれぞれどう受け止めるか、その時の心模様~時代背景が微妙に反映されて興味は尽きない。

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