『大人とは、裏切られた青年の姿である。』
- 太宰治
- 1909/06/19 - 1948/06/13
- 皮肉屋の太宰の言葉には付いていけない。だが、どことなく真実らしい匂いもする。志を打ち砕かれた太宰の姿を言っているのだろう。
- 人生を将棋のようにみれば一度の失敗で決着してしまう。囲碁のようにみれば何度かチャレンジできそうだ。
- 大人が青年をミスリードすることはいくらでもある。悪意のことも。それを乗り越えて大人になるやつもいる。潰される奴もいる。裏切られたと感じているならこいつはまだ青年のままだとも言える。
- 名言にするなら行動を変えるメッセージが欲しい。青年は裏切られて初めて大人になれる。青年は大人の期待通りにやっていては大人になれない。青年は大人を裏切って大人になれる。 青年は常に新しいものを持ち込んでくるのが使命だ。
- 青年よ大人が期待する以上のことをやれ!。
(他の言葉)
- 愛は最高の奉仕だ。みじんも、自分の満足を思ってはいけない。
- 死のうと思っていた。 今年の正月、よそから着物一反もらった。 お年玉としてである。着物の布地は麻であった。 鼠色の細かい縞目が織り込まれていた。これは夏に着る着物であろう。 夏まで生きていようと思った。
- 幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ。
- 僕は自分がなぜ生きていなければならないのか、 それが全然わからないのです。
- とにかくね、生きているのだからインチキをやっているのに違いないのさ。
- 人間は恋と革命のために生まれてきたのだ。
- 人は、本当に愛していれば、 かえって愛の言葉など白々しくて言いたくなくなるものでございます。
- 恋愛とはなにか。私は言う。それは非常に恥ずかしいものである。
- 大人とは、裏切られた青年の姿である。
- 愛は、この世に存在する。 きっと、ある。見つからぬのは愛の表現である。その作法である。
- 「男女同権」とは、男の地位が女の地位まで上がったことなのです。
- 人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。