『人生に目的なんて一切いらない』

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『人生に目的なんて一切いらない』
  1. この文字だけ見ると間違えそうだ。東洋経済の記事を読むと堀江には毎日のように目的が出て来ているようだから。人生を懸けた一つの目的/目標というものは想定していないという意味に過ぎない。
  2. 無目的は無計画につながる懸念が大だが、そのようなことも堀江とは無縁だ。次々と計画をたて実現していこうというのだから。
  3. 琴線に触れる、熱い共感を持つ、面白いと思う、そのようなことを心にとどめて終わらせないで行動することの大事さを言っている。確かに一つの人生を感性で疾走するか、無事を願って安全運転で終わらせるか、大きな選択肢かも知れない。実際には多くの人にとって人生は疾走も安全運転もできない妥協、諦念、理不尽、後悔に満ちた"おっかなびっくり"のドライブかもしれない。





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堀江貴文氏「人生に目的なんて一切いらない」
「永遠の3歳児」として、今だけを全力で生きよ

「人生に夢や目標は必要ない」
堀江貴文氏、常に新しい自分に
2017年6月21日 午後4時00分
 堀江貴文氏の『多動力』が、発売から1カ月もたたずに12万部を突破した。本質をとらえた言葉に、多くの人が心を動かされているようだ。
 一般的には、「将来の夢」や「目標」から逆算して今の行動を決めることは、計画的でよいことと考えられているだろう。しかし、堀江氏はそうした考え方に異を唱え、「小利口な人間がバカに勝つことはできない」と指摘する。行動することが何よりも重要な時代を、われわれはどのように生きればよいのか。著者である堀江氏がその哲学を明かす。
 ■バカが小利口に勝る理由とは?
人についていく小利口ではなく、真っ先に手を挙げるバカになれ(撮影:大澤 誠)

 いくつものワクワクするプロジェクトを動かすためには、人についていく小利口ではなく、手を挙げるバカにならなくてはいけない。

 僕はこれまで、空気なんて読まず、クラスの中で真っ先に「はい!」「はい!」と手を挙げるような人生を歩んできた。

 年功序列、終身雇用の余韻が残っていた1996年にオン・ザ・エッヂを起業し、ライブドアへとつながっていった。ニッポン放送とフジテレビを買収し、メディア革命を起こそうと計画した。大阪近鉄バファローズを買収し、プロ野球をおもしろくしようと考えた。自民党から衆議院議員候補として出馬し、自民党総裁になってやろうと夢想した。

 失敗した計画も多いが、成功したプロジェクトのほうが数多い。今でも僕はおもしろいことを思いついた瞬間、真っ先に手を挙げる人生を歩んでいる。


 目の前におもしろいもの、興味深いものがあれば、さっと手を伸ばして触ってみる。自分の手で触ってみておもしろければ、とことんまでハマってみる。

 実は、成功している社長にはバカが多い。バカだから「恥ずかしい」とか「失敗したらどうしよう」などという「感情」を通り越してやってしまう。

 小利口な人間があれこれ考えて行動を起こせずにいる間に、手を挙げるバカがチャンスを手にするのだ。小利口が癖になると、せっかく目の前におもしろいことがあるのに、一歩引いているせいでタイミングを逃してしまう。

 1人のバカと、多数の小利口という法則がある。プロジェクトを成功させたい強い気持ちをもつ人間がトップにいれば、技術をもった小利口、事務作業が得意な小利口が自然と集まってくる。




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「人生に夢や目標は必要ない」
堀江貴文氏、常に新しい自分に
2017年6月21日 午後4時00分

 誰よりも早く手を挙げ、「まだ形になっていないプロジェクトを成功させてやる」というリスクを取れる人間こそが貴重なのだ。

 AIやロボットが人間の仕事を代替するようになったときこそ、「いちばん最初に手を挙げるバカ」の存在は輝きを増す。アルゴリズムや常識からかけ離れたクレイジーな発想から、爆発的におもしろい仕事が始まる。「あいつはいつも一番に手を挙げる」とあきれられるほどのバカになろう。
 ■好奇心旺盛な3歳児のまま、大人になれ

 実は、かつては誰もが「多動力」をもっていた。そう、あなたが3歳児だったころ、「多動力」は確実にあなたの中にたっぷりと備わっていたのだ。

 ご飯を食べていても、興味がころころ移っては、ジュースをこぼしたり、お皿を割ったり、親を困らせていたはずだ。好奇心が抑えられずけがばっかりしていたはずだ。

 しかし、多くの人は、子どもから大人になっていく中で、「多動力」がみるみるうちにかれていく。「やりたいこと」ではなく「やらなくてはいけないこと」をするように矯正され、バランスの取れた大人になる。

 一方で、成功している起業家やクリエーターは、好奇心旺盛な3歳児がそのまま大人になってしまったような人が多い。

 大人になるにつれ身につけるはずの分別や自制心を、彼らはいい意味でもっていない。無分別であり、ストッパーが外れている。

 だから、50歳になろうが60歳になろうが、興味があることに脇目も振らず邁進する。その結果、誰もが考えもしなかったイノベーションを起こすのだ。

 テスラ・モーターズCEOのイーロン・マスクは服を着られないらしい。服を着ている間に、次にやりたいことを思いついてしまうから、ボタンを留めることができないのだ。まるで3歳児がテレビやおもちゃに夢中になってしまって、いつまでたっても服を着替えられないのと同じである。

 だからこそ彼は、常識にとらわれず、「火星移住計画」を立てたり、ロサンゼルスの渋滞に不満を感じれば、いきなり地下にトンネルを掘り始めたりしてしまう。

 人は年を取ると、今まで培ってきた人脈や経験にがんじがらめになり、新しい刺激に身をさらせなくなる。自身を変革し続けるフレキシビリティを失ってしまう。

 僕も40代になったころ、同世代の人間が妙に落ち着き、つまらなくなっていることが気になり始めた。そうやって落ち着いて1つの型にハマるせいで、自分で自分の世界を狭めてしまう。

 新しいことに興味を失ってしまえば10代でも老人だし、新しい刺激を求め続けるのならば60歳でも若者だ。いつまでも未知なるものを求め続ける「3歳児」であろう。

 人はすぐ、僕が行動する目的を知りたがる。

 「堀江さんがしょっちゅう海外に行くのはなんでですか?」「いろんな人と毎日食事するのはなんでですか?」

 答えは1つしかない。



「人生に夢や目標は必要ない」
堀江貴文氏、常に新しい自分に
2017年6月21日 午後4時00分

 「おもしろいから」だ。ただ「おもしろいから」「楽しいから」行動する。僕は「異業種交流会なんて行くのは意味がない」「名刺交換会なんてナンセンスだ」と各所で言ってきた。

 人脈をつくろうと躍起になって何百人、何千人と名刺交換し、フェイスブックやツイッターの「友だち」の数を増やしたところで、仕事に役立つわけはない。

 僕はそもそも「アイデアを見つけたい」「人脈を広げたい」なんていう頭でっかちな考えをもって日々を過ごしてはいない。

 おもしろい人たちとおもしろい時間を過ごす。その結果、偶然のようにアイデアが生まれ、仕事につながり、遊びにもつながる。
 ■人生に、ゴールや終着点なんてない

 1日24時間をできるだけ「ワクワクすること」だけで埋めるように努めている。何か具体的な目的のための手段として人生を送ってはいけない。楽しむことだけがすべてなのだ。

 好きなことを好きなだけやっていると、手元に何かが残っているのだ。人生に目的なんてない。

 誰だって、おもしろい本や漫画に夢中になって読みふけっているうちに、電車を乗り過ごしてしまった経験はあるだろう。

 周囲の人間が引くくらいに無我夢中になり、熱狂的なまでに没入する。そうなればこっちのものだ。仕事に没頭し、遊びに没頭し、夢中になれさえすれば、目的なんておのずと達成される。結果はあとからついてくる。

 子どもはいつだって、目的なんて考えない。楽しいから遊ぶ、おいしいから食べる、寝たいから寝る。常識や周りの目を気にすることなく、生きているから、驚くほど成長が速いのだ。

 今生きている時間、この瞬間を楽しまず、ただ歯を食いしばって努力したところで、思うような成果なんて得られない。

 今がすべてであり、「将来の夢」や「目標」なんて必要ない。「想定の範囲外」の新しいプロジェクトが次から次へと頭に浮かび、毎日がおもしろくてたまらない。僕はそんな人生を送っていきたい。

 人生にゴールや終着点なんてあってたまるか。

 僕は今日、明日、あさってと、つねに自分を捨てながら新しい自分に生まれ変わっていきたい。「多動力」こそ、僕が僕であり続けるための最大の原動力なのだ。(堀江貴文:実業家)


「心のビタミン」はCheck*Padモーニングサービスの一部を収録しています。チェックパッドがどこから収録しているかは分かりません。ぱらぱら眺めるだけで気分転換になります。⇒(追記)現在はそのようなサービスは終了したのでしょうか見当たりません。

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Mental Vitamin 心のビタミン
kotobanokokoro

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心のビタミンは子供の自由教材として見てもなかなか面白い。もちろん、ビジネスマン(ビジネスウーマン)の研修教材として見ても十分。年代・世代を超えて訴えてくるメッセージをそれぞれどう受け止めるか、その時の心模様~時代背景が微妙に反映されて興味は尽きない。

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