『幸福とはそれ自体が長い忍耐である。』
- アルベール・カミュ
- Albert Camus
- 1913年11月7日 - 1960年1月4日
- フランスの小説家、劇作家、哲学者。
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- 言葉を操るのが楽しくてしようがないのだろうな。皮肉屋にも見える。それで飯が食えるのだからいずれ大したものだ。
- 言葉通りなら幸福とは忍耐であると読める。確かに、幸福くらい退屈なものは無い。安心・安全な世界を求めても、そのまま安住したいと思う人は少ない。
- 幸福は不幸の先にある。安心・安全・安住の価値を知るには一度失わなければいけない。不幸を知らない人の幸福は確かに忍耐そのものだろう。
- 貧困は僕とって必ずしも憎むべきものではなかった。 なぜなら、太陽と海は決して金では買えなかったから。
- 幸福とはそれ自体が長い忍耐である。
- 結婚する。 まだ多少は愛したりもできる。 そして働く。 働いて働いて、そのあげく愛することを忘れてしまうのである。
- 不滅とは未来のない観念である
- 死への絶望なしに生への愛はありえない