『目の前の小さな現象に目を奪われて、遠い目標を見失ってはならない。』
- 東久邇宮稔彦王
- 1887/12/03-1900/01/20
- 囲碁なら大局小局と言うかな。着眼大局着手小局。囲碁の言い回しの方が好きだな。
- 事実はどうか。目先が大事、小事を優先、目標はいつも壁の向こう側に置いたまま。
- こういうことは誰でも知っていることだ。が、なかなか実行できない。其れはなぜかを考えた格言でもあれば有用なのに探し出すことが出来ない。
- 不確実な遠い先のことを処理するより問題が明確な目先のことを処理したほうが期待値(実現したときの利得とその確立を掛け合わせたもの)が大きくなるからだ。遠い先の確立を低く評価するのは無知のなせることだ。未来まで距離の遠い若者ほど学ぶべきことが多いのはそのためだ。