『自分に打ち勝つことは勝利のうちで最大のものである』
- プラトン
- BC427
- 日本人が好きそうなフレーズだ。意味の本質はどうもよく分からない。
- 禁欲主義的な発想だろうか。敗北主義に対する非難だろうか。
- 自分に打ち勝つとは?
- 今日の自分に安住しない。明日の自分はまた新しい自分でなければいけない。自己変革。元気な一時期は取り組むことが出来るが、有限の世界に生きる人間には難しいだろう。
- 仮に一度でいいから自己否定してみなさいといわれたらどうだろう。某大手メーカーの富士山麓研修は自己否定を迫ることで有名だった。否定しすぎて実際に自分を見失う者まで現れるという愚かな研修。
- 「自分に打ち勝つ」なんて自己矛盾そのものだ。間違えれば勝利のうちで最低のものになるだろう。
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(その他の言葉)
- 恋に肩をたたかれた時には、 常日頃は詩的な調べに耳をかさないような男でさえ詩人になるのだ。
- 愛の一触れで、人は誰でも詩人になれる。
- 神は永遠に幾何学する
- 親切にしなさい。あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。