『人生はそれを感ずる人間にとっては悲劇であり、考える人間にとっては喜劇である。』
- ラ・ブリュイエール
- Jean de La Bruyère
- 1645/08/16-1696/03/11
- フランスのモラリスト(道徳家)
- 面白い言い回しだ。その心は何だろう?
- パッシブかアクティブか。其れによって人生の見え方あるいは意味が変わってくるのだろう。
- 若しくは。主体者として臨めば悲劇になっても、客体者として己を客観視すれば喜劇になりうるということだろう。
- 人間、苦しいときはこういう発想をして心を無事に守るものだ。時には気がふれたりするのを守る。
(他の言葉)
- 大恋愛の経験のある者は友情を重んじない。
- 一人の男だけ見つめている女と 一人の男からいつも目をそらす女は、 結局似たようなものである。
- 人生にはただ三つの事件しかない。 生まれること、生きること、死ぬことである。 生まれるときは気がつかない。 死ぬときは苦しむ。 そして生きているときは忘れている。
- 恋愛は恋愛によって始まる。 従っていかに強い友情からも弱い恋にしか移行できない。
- 女房に愛される技術というものは発明されないものだろうか。
- 人間的に言えば死にもよいところがある。 老いに決着をつけねばならないからだ。
- 私達の一切の悩みは、 私達が孤独で存在し得ないということから生まれてくる。
- 我々は、我々の幸福を我々の外部、他人の評判のうちに求める。 他人はみな軽薄かつ不公平で、嫉妬、気まぐれ、 偏見に満ちていることを百も承知なのに、だ。
- 醜い女はいない。 ただ、どうすればかわいく見えるかを知らない女はいる。
- 時間は友情を強めるが、恋愛を弱める。
- 時は友情を強めるが、恋愛を弱める。
- 人生はそれを感ずる人間にとっては悲劇であり、考える人間にとっては喜劇である。
- ゆうゆうと焦らずに歩むものにとって長すぎる道はない。 辛抱強く準備するものにとって遠すぎる利益はない。
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