『自転車は走ればこそ転倒しない。 要領の良い連中は、不安定な世の中を遊泳する。』
※
- 何が言いたいのだろう?
- 要領よく遊泳しろと言っているの?
- 遊泳する奴は見下げた奴と言いたいのか?見上げた奴と言いたいのか?
- 止まると流れに流される。常に意図をもって走り続けることが大事。世の中が不安定になってくると、自分の意思・意図・方向性は際立ってくる。乱を制するのは、ぱっと要領よく現れてきた連中と見えるかも知れないが、その実は彼らは常に走り続けていた連中だった。はずだ。
(他の言葉)
- 金儲けのうまい人は、無一文になっても自分自身という財産を持っている。
- 自転車は走ればこそ転倒しない。 要領の良い連中は、不安定な世の中を遊泳する。
- 男は建設すべきものも、破壊すべきものもなくなると、 非常に不幸を感じるものである。
- 幸福だから笑うわけではない。 むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい。
- われわれは現在だけを耐え忍べばよい。 過去にも未来にも苦しむ必要はない。 過去はもう存在しないし、 未来はまだ存在していないのだから。
- 人は幸福を探し始めると、たちまち幸福を見つけられない運命に陥る。 しかしこれには不思議はない。 幸福とは、あのショーウィンドウの中の品物のように、 好きなものを選んで金を払えば持って帰れるというものではない。
- 幸福は遠くの未来にある限り光彩を放つが、つかまえてみると、もうなんでもない。 幸福を追っかけるなどは、言葉のうえ以外には不可能なことである。