『自分の心の声に耳を傾けるのは、難しい。 自分が誰であるかを見つけるのは、難しい。 自分が何者であるか、何を求めているかを知るには、 大変な努力と勇気がいる』
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- 確かに難しい。
- でも分かったところで如何なるというのだろう?。
- 既に人生を終える年齢になっているかも知れないのに。
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- ヘルマン・ヘッセという作家がいただろうか。「春の嵐」という作品があっただろうか。その中でも心の声を聴けという下りがあったように思う。自分の素直な気持ちを確かめることは必要だ。しかし、心はいつも誰かの影響を受けている。それでも誰の声にもっとも共感を感じるかで自分を知ろうとするかもしれない。自分らしさはどのように作られていくか。自分自身が宇宙のように広く暗いものだ。