出典:MASTERキートン
この漫画は何処かで見た記憶にはある が、内容は全くしらない。絵はしっかりしているのに、恐らく、ストーリー展開が今一だったのだろう。
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『人間はどんなところでも学ぶことができる。 知りたいという心さえあれば』
言葉自体は凡庸。この手の言葉は、誰でも耳にしたり、口にしたり、何度か横切るものだ。
要点は情熱。熱意は方法論を探し出し、到達点へ向けて送り出してくれる。
誰もがそういう希望を持つ。
己の才能の無さに気付くまでは。
努力は貧弱な頭ではどうにもならないことが分かるための旅に過ぎなかった。
その経験こそが宝とやがて気付く。努力は捨てたものじゃない。
己を知り、己の進むべき道を知ることが出来る。
学びとは気付き。
それで十分だ。
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『生きる勇気を持たないものは、 戦う前に消えていく』
この言葉もまた凡庸。というか、ストーリーの中で理解しないと、言葉自体に無理が感じられる。
前項の言葉と似ている。
要は、気持ち、精神、気力、情熱、・・・メンタルが大事だと言っている。そのこと自体は否定しないが、勇気があっても戦いに勝てる訳ではない。
若者よ身体を鍛えておけ。勇気を持つには備えが必要という側面もあるのだから。
結局、
貧弱な奴は、勇気を持てず、戦いから離脱する。
屈強な奴は、勇気にあふれて、戦いに挑んでいく。
だから?
人それぞれの生き方で十分じゃないか。
自分の価値観の軸の上に人を並べる必要は全くない。
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