『毎月少しずつお金を貯めていきなさい。そうすれば年末にはびっくりすることでしょう。あまりの少なさに。』
- アーネスト・ハスキンズ
- Ernest Haskins
- アメリカの作家
- Save a little money each month and at the end of the year you'll be surprised at how little you have.
- この人が実在の人か記録ミスか全く何も分からないのは困ったものだ。
- 面白いね。世間の逆を言うから?。でも事実だから?。
- 少しずつ溜めるときは残高をチェックしたりしてはいけない。
- ブタの貯金箱も同じ。1円5円10円をいくら毎日放り込んでも1万円にはなりっこない。
- 1円貯金箱貯金では10歳で始めて90歳までやっても3万円に届かない。
- さて、本当は何がメッセージなんでしょうね?
- 企みを持てば結果は裏切る?。企みを捨てれば結果は微笑む?。日々の行い、日々の規律にこそ価値がある?。何処と無く仏教的だね。
- もう一つのメッセージ~発想はこうだ。リスクをとらなければ結果は得られない。1円のリスクしか取らなければ1年でコーヒー1杯分。目に見えないコストを考えれば大損です。
- いま一つのメッセージはこうかもしれない。本当にお金をためるのが目的なら、少しずつでは駄目だ。必死になって全力で貯金するんだ。何に取り組むときでも同じだろう。暇を見てこつこつなんて態度では駄目です。何でもやるときは必死で頑張れ。
- 「塵も積もれば山となる」というのがあった。矛盾するかって?。矛盾しません。山になるのはすっかり忘れた頃の話だ。年末に期待して蓋を開けた時ではない。
- 全ての期待、欲望から解き放たれた時に初めて山になるのだ。顔を見ることも無かった玄孫(やしゃご)の頃かもしれないし、期待ゼロに対する答えだから何を持ってきても無限大になるわけだ。
- 「Slow and Steady Win the Race」というのもあった。以前の日本人的価値観に合う発想だ。預貯金に励む家が多い。金が入ればとりあえず貯金だから。しかし、投資、利殖では違った発想が求められる?。