『もっとも高度な文明においても、読書はやはり最大の喜びである。一度その満足を知った者は、不幸の中でもその満足を得る。』
ラルフ・ワルド・エマーソン
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時代が進めば読み替えは必要になりそうだ。もっとも高度な文明とは何か。簡単にはイメージ出来ない。
人間の脳の中は、文字、言葉が思考するままなのか。映像で思考する時代が来るのか。
文字、言葉から、イメージを膨らませて、仮想空間に入ったり、抽象的な思考を楽しむのを続けているのか、もっとダイレクトな仮想体験を普通に行えるのか。
読書。
世間の人の中にはどれだけの人が読書を楽しんでいるだろうか。読書から作り出す空間に入ったり出たり、相互関係を仮想体験しながら楽しんでいる人はどれくらいいるだろうか。
与えられた文字を一方的に流しいれるので精いっぱいの人もいるのではないか。
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タイトルの言葉の提示は、仮に書物が数学に関するものであっても、仮想体験を楽しむことを示すものだ。大昔は特殊な才能だっただろうが、今は誰でも仮想現実の世界を楽しめる。
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名言は、感情と行動を支配する。このタイトルの言葉は共感を求める。十分だ。
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