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『なぜ死を恐れるのですか。 まだ死を経験した人はいないではありませんか。』
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- 変な諺だ。未経験はリスクを持つから誰でも恐れる。しかし、どんなリスクに対してもギャンブラーは居るものだ。彼らはリスクを切り開く。ただ、死のリスクから生還したものはいない。死から生還したと信じたり信じられたりする人は結構いるようだ。あるいは臨死体験の人たち。あるいは生まれ変わりと信じたり。
- 死を恐れるから成立している多くのこともある。法律の前提の一つだ。
- 死をバイパスすることはできない。死は生と共にあるから。
- 生を経験することが死を経験することだ。死んでしまったら既に死は存在できない。
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他の言葉
- ああ、世の中には面白くないことがたくさんある。 神様、あなたは女までお作りになりました。
- なぜ死を恐れるのですか。 まだ死を経験した人はいないではありませんか。
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『四十歳は青春の老年であり、五十歳は老年の青春である。』
- 何処の国のことわざも興味深い。発想が新鮮に見えることもある。
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- この手の言葉は少なくない。キャリアチェンジのときなどにも目にすることが多い。現在は過去の未来であり、未来の過去である。なんて言われてもね。気の持ちようともいうが、それらは嘘です。老化するし退化するし環境も変わる。しかし、現在は未来に向かって常にフレッシュということは真理だろう。 すべての人に新しい未来が絶え間なく降り注ぐ。老人の分かったような上から目線の物言いは不要だ。人間、死ぬまでチャレンジだ。
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『幸福は毎月やって来る。だがこれを迎える準備ができていなければ、 ほとんど見過ごしてしまう。今月こそ幸福を見逃すな。』
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- 幸福とはチャンスと言うことかな。希望と言うことかな。
- 1か月周期という発想も面白い。動物の活動は月を周期としているからか。
- 毎年(公転)、毎四半期(季節)、毎月(月)、毎週(宗教?)、毎日(自転)。 毎10年、毎5年、毎2年。きっとどれでもいいのだろうし、きっと全てなんだろうとも思う。
- 常に、普段の、不断の、準備、努力の大切さを言ってくれている。
- 多くの人は分かっているかど出来ないのだ。
- 問題意識が設定できないと必ず見逃す。
- 遠くを振り返ってようやく何が問題だったのか理解できるだけなのだ。
- でも、レビューを繰り返せばリアルタイムで問題を設定できるようになるかもしれない。
- 日記をつけなさい。
- 現在起きていることと過去に起きたこと。
- 過去の行動と結果を評価する。
- 今なすべき仮設を立てる。
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(他の言葉)
- 世の中で重要なことの多くは、 まったく希望がないように思えたときでも試行錯誤を続けた人々によって成し遂げられてきた。
- 人生とは今日一日のことである。
- 幸福は毎月やって来る。だがこれを迎える準備ができていなければ、 ほとんど見過ごしてしまう。今月こそ幸福を見逃すな。
- この世は興味あるもので満ち満ちている。 こんなすばらしい世界で、だらだらと人生を送るのは、もったいない。
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『友人とは、あなたについてすべてのことを知っていて、 それにもかかわらずあなたを好んでいる人のことである。』
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- 果たしてこれが名言と言えるか。
- 友人はあなたのすべてを本当に知っているのか?
- 友人はあなたを本当に好んでいるのか?
- 特に隠し事はしていない。竹馬の友は自分より自分を知っていることもある。
- この言葉を手掛かりに、お前は友人だ、お前は友人じゃない、と色分けでもするのだろうか。
- 逆の立場に置き換えて考えてみても、すっきりしないだろう。 自分は本当に友人か、どこまで友人か。
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- 今の中国は日本の友人ではないということになるかな。悪さばかり。嫉妬と妬みと顰(ひそみ)。もともと日本人の一部は、中国に居たくなかったから大陸から抜け出してきた人たち。日本に行きたいと思った人が日本に来て日本人になっている。日本に行きたくても行けなかった人が中国に残っている。今も日本は憧れの郷、心の故郷のままだ。其の人たちは今も友人だ。
- 全てを知るなんてことも怪しい。三日会わなければ(会わざれば)刮目(かつもく)して待つべしともいう。
- まあ、人の好き嫌いに理由や理屈を付けてもしようがないでしょう。
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『大人とは、裏切られた青年の姿である。』
- 太宰治
- 1909/06/19 - 1948/06/13
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- 皮肉屋の太宰の言葉には付いていけない。だが、どことなく真実らしい匂いもする。志を打ち砕かれた太宰の姿を言っているのだろう。
- 人生を将棋のようにみれば一度の失敗で決着してしまう。囲碁のようにみれば何度かチャレンジできそうだ。
- 大人が青年をミスリードすることはいくらでもある。悪意のことも。それを乗り越えて大人になるやつもいる。潰される奴もいる。裏切られたと感じているならこいつはまだ青年のままだとも言える。
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- 名言にするなら行動を変えるメッセージが欲しい。青年は裏切られて初めて大人になれる。青年は大人の期待通りにやっていては大人になれない。青年は大人を裏切って大人になれる。 青年は常に新しいものを持ち込んでくるのが使命だ。
- 青年よ大人が期待する以上のことをやれ!。
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(他の言葉)
- 愛は最高の奉仕だ。みじんも、自分の満足を思ってはいけない。
- 死のうと思っていた。 今年の正月、よそから着物一反もらった。 お年玉としてである。着物の布地は麻であった。 鼠色の細かい縞目が織り込まれていた。これは夏に着る着物であろう。 夏まで生きていようと思った。
- 幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ。
- 僕は自分がなぜ生きていなければならないのか、 それが全然わからないのです。
- とにかくね、生きているのだからインチキをやっているのに違いないのさ。
- 人間は恋と革命のために生まれてきたのだ。
- 人は、本当に愛していれば、 かえって愛の言葉など白々しくて言いたくなくなるものでございます。
- 恋愛とはなにか。私は言う。それは非常に恥ずかしいものである。
- 大人とは、裏切られた青年の姿である。
- 愛は、この世に存在する。 きっと、ある。見つからぬのは愛の表現である。その作法である。
- 「男女同権」とは、男の地位が女の地位まで上がったことなのです。
- 人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。
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『運命占星学では、平穏無事な一生、 可もなく不可もない人生が最幸運となっています。』
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- 何となく怪しい響きがある占星学。素人には分かりようがない。
- それでも内容(この言葉)は仏教的・儒教的な説得力がある。
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- でもこの言葉には裏が見えてくる。「平穏無事な一生」などあり得ない。「可もなく不可もない人生」もあり得ない。多くを望むなという戒め、現状に満足しろと言うだけかもしれない。
- まだ占星学の本当のことが理解できていない。そういうことかもしれない。
- 生理学で考えても、ドーパミンが作用すると脳は満足するが、もっともっとと欲しがる結果、脳を破壊してしまう。
- 交感神経と副交感神経のバランスが崩れても手順を踏んで脳は破棄される。
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『貧困は僕にとって必ずしも憎むべきものではなかった。 なぜなら、太陽と海は決して金では買えなかったから。』
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能天気?
- 果たしてこの人は貧困だったのか。
- もし貧困だったとして、貧困時代にこの言葉を発することが出来たのか。
- 「結果オーライ」的な言葉には訴えるものは少ない。
それでも?
- お金が左右する世界とお金ではどうしようもない世界の存在を理解していたことは窺い知れる。文才はお金とは関係ない世界だから、そこへ飛び込んだ動機の一端を吐露させたものかもしれない。
- 少なくとも、貧困を言い訳にしない生き方をしてきたということだろう。
世間は?
- 言訳しながら人生を送っている連中がいる。自分の不成功・不満足・不幸の原因を誰かに被せてそれで辻褄を合わせている人たちがいる。真面目に生きてきたのに何かが違う目の前の現実を受け入れらない人が居る。
- 成功者・満足者・幸福者にも苦境はあったかも知れない。しかし苦境もまた必要なことだったとポジティブ評価する人もいるだろう。
- 戦争、自然災害、事故、病気、親の離婚、理不尽、誰かの犯罪などなど。世間には自分でコントロールできないことばかりだ。自分でコントロールできるのは恐らく自分だけだ。それだって全てではない。自分のほんの一部分しか自分ではコントロールできない。
- 自分が変わらなければ世界は変わらない。自分の生き方は自分で決めることが出来る。
- 親に守られて生きてきた人は自分を変える必要を感じないし自分を変える訓練もしていない。親の言いなり。良い子だけの子供は馬鹿の純粋培養。無自覚、無批判な生き方をすると世間に出て戸惑う。異聞を変えることはできない。協調性、順応性、適応性では測れない個の
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(他の言葉)
- 貧困は僕にとって必ずしも憎むべきものではなかった。 なぜなら、太陽と海は決して金では買えなかったから。
- 幸福とはそれ自体が長い忍耐である。
- 結婚する。 まだ多少は愛したりもできる。 そして働く。 働いて働いて、そのあげく愛することを忘れてしまうのである。
- 不滅とは未来のない観念である
- 死への絶望なしに生への愛はありえない